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東西南北

ニッケイ新聞 2013年11月23日

 病院の診察予約に時間のかかることで知られるサンパウロ市だが、アゴラ紙の依頼でサンパウロ市保健局が行なった調査によると、市内に400ある保健所(基礎医療施設、USB)で眼科の予約を行なうと、診察依頼から診察までにかかる平均日数は114日と、約4カ月近くかかっていることがわかった。中には南部パレリェイロスのUSBのように467日、つまり約1年4カ月を要したところもある。これに対しブラジル眼科学会のミルトン・アウヴェス会長は、「ほとんどが診察さえ受ければ治るものなのに」と、診察の遅れが病状を悪化させていることを指摘。長引けばそれだけ治療期間も費用も増えるだけだ。
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 全国選手権2部優勝を果たし、来期の1部復帰を決めたパルメイラスだが、クレイナ監督は辞任する模様だ。かねてからパルメイラスが来期に同監督と契約するかは疑問視されていたが、このほどクレイナ監督に来期以降の契約としてパルメイラスから提示された年棒額は今期の半額。クレイナ氏はこれを「失礼だ」とし、契約は結ばないと語っている。1部復帰の年を大物監督で華やかに飾りたいパルメイラスの気持ちもわかるが、非情な判断ではある。
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 21日に発表された南米音楽の祭典「ラテン・グラミー」で、ブラジル勢は今年もメインの賞の受賞には至らず。最高賞の最優秀アルバム賞には、プエルトリコのドラコ・ロサが輝いた。ブラジル音楽部門では先日の伝記問題で対立したばかりのカエターノ・ヴェローゾとロベルト・カルロスが、最優秀アルバム賞と最優秀男性歌手賞をそれぞれ受賞した。