ニッケイ新聞 2013年11月30日
県連の園田会長によれば、来年も日本祭の夜を彩る「提灯」の販売を行う。一口50レアルで、会場中央の広場に購入者の名前入りの提灯が飾られる。今年度は企業の大口購入もあわせ、950個が販売された。資金面での苦境に立つ日本祭、個人でも協力の意思のある方はぜひ県連事務局(11・3277・8569)まで。
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岐阜県人ブラジル移住100周年記念事業の一環として、「岐阜・ブラジル交流ウィーク」が19日から10日間催された。音楽コンサートには、サンパウロ州出身で各務原市在住の斉藤マルコスさん(45)、ルイザさん(46)夫妻が中心のグループ「ジラソウ」や、ブラジル人学校「HIRO学園」(大垣市)による演目が行われた。両地の関係性や歴史を知るための講演会やパネル展もあり、ブラジルを知るよい機会になったようだ。
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スーザン・ヤマモトさんが設立した動物愛護団体「アドッチ・ウン・ガッチーニョ」が今週末の1日午前10時から、ホムス・クラブ(CLUB HOMS, Av. Paulista, 735)で慈善バザーを開催し、各種ネコ用品などを販売するという。今年で設立10年目。こよなく猫を愛するヤマモトさんは、年中休みなく駆け回り、捨て猫や野良猫を保護して里子に出している。閲覧者に猫に愛着を沸かせる独特の手法が功を奏し、フェイスブックのファンはなんと10万人。猫の保護団体としては今や国内最大とか。定期的に慈善バザーを開いているので、猫好きな方は一度訪れてみては。