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ダッタフォーリャ=ハダジサンパウロ市長に厳しい評価=「ピッタやカサビ並」とも=アウキミンは盛り返す=現状なら知事再選圧勝も

ニッケイ新聞 2013年12月3日

 ダッタフォーリャが行なったサンパウロ市とサンパウロ州の政権に関する最新の支持率調査で、フェルナンド・ハダジ市長(労働者党・PT)は「良い」の評価が18%と低い一方、ジェラルド・アウキミン知事(民主社会党・PSDB)は41%から「良い」と評価され、14年選挙に関しても、再選に向け好意的な結果を得ている。2日付フォーリャ紙が報じている。

 11月28〜29日に行なわれたサンパウロ市市政に対する調査で、ハダジ政権は、「良い」が18%、普通が「40%」、「悪い」が39%となった。前回6月27〜28日の調査では、マニフェスタソン直後だったこともあり、市政への評価が急落していたが、今回は、「良い」の評価は前回と全く同じだったものの、「普通」が35%から40%へ持ち直し、40%まで上がっていた「悪い」も39%と微妙に軽減された。
 これを歴代のサンパウロ市長の就任およそ1年後の調査と比較してみると、「良い」の低さは97年のセウソ・ピッタ氏、07年のジルベルト・カサビ氏が記録した15%につぐ低い数字となっている。ピッタ氏とカサビ氏は支持率の低かったサンパウロ市長として知られている。
 ハダジ市長の場合、評価を下げる要因となっているのは、高所得者層と高齢者層だ。高所得者層からの評価が低いのはPTの古くからの傾向ではあるが、高齢者の支持が7%ポイントも下がったのは、都市不動産所有税(IPTU)の14年からの値上への反発が強かったことの現れと見られている。それとは逆に、16〜24歳の若年層からの支持は6%ポイント上がっている。
 一方、アウキミン政権に対する支持率は、「良い」41%、「普通」39%、「悪い」17%だった。同政権も、6月のマニフェスタソン直後の調査では、それ以前は52%あった「良い」の評価が38%まで下がっていたが、今回の調査で盛り返した。また、20%まで上がっていた「悪い」の評価は17%まで下がった。
 前回から今回の調査に至る間にPSDBの関与が疑われているサンパウロ市地下鉄・CPTMでのカルテル疑惑も浮かび上がったが、アウキミン政権への影響は小さかった。
 また同調査では、14年サンパウロ州知事選で「誰に投票するか?」との質問も行なっているが、そこで「アウキミン氏」と答えた人は前回7月の40%からさらに増え、43%となった。2位はサンパウロ州工業連盟(Fiesp)会長のパウロ・スカッフ氏(民主運動党・PMDB)の19%だ。出馬の意思は確認されていないが、カサビ元サンパウロ市市長は8%で3位。PTが初のサンパウロ州知事誕生の期待をかけている現保健相のアレッシャンドレ・パジーリャ氏は、わずか4%の4位に終わっている。
 アウキミン知事の場合、サンパウロ市以外での地域での支持が圧倒的だ。「誰に投票するか」との質問で、「アウキミン氏」と答えた人はサンパウロ市民では36%だったのに対し、それ以外の地域では半数を超える51%だった。

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