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サッカー=リ杯と1部昇格、残るはどこ?=運命は最終試合で決定に

ニッケイ新聞 2013年12月4日

 サッカーの全国選手権(ブラジレイロン)は、優勝チームこそクルゼイロに決まったものの、南米一を決めるリベルタドーレス杯進出チームも、2部降格チームも現時点でまだ残り2枠が決まっておらず、7、8日の最終試合でその運命が決まる。
 ブラジレイロンでは、上位4チームにリベルタドーレス杯出場権が与えられ、17〜20位の下位4チームが2部降格となるが、今年の場合、1、2位(クルゼイロとグレミオ)、19位(ポンテ・プレッタ)、20位(ナウーチコ)は既に決まっているものの、3、4位、17、18位が決まっていない。各々の座をめぐり、リベルタドーレスを4チーム、1部昇格の座を6チームが争うダンゴ状態だ。
 リベルタドーレス進出を狙うのはアトレチコ・パラナエンセ、ゴイアス、ボタフォゴ、ヴィットーリアの4チームだ。この中ではパラナエンセが次戦で引き分け以上なら進出が自動的に決まるが、もしこの試合に敗れ、他の3チームのうち2チームが勝つと逆転される。しかもパラナエンセの次戦相手は、1部残留のためには何としても勝たなくてはならないヴァスコ・ダ・ガマだ。
 ゴイアスは次戦で勝てばそのまま進出だが、引き分けか敗れて、ゴイアスかヴィットーリアが勝てば進出できない。
 一方、ボタフォゴやヴィットーリアはパラナエンセ、ゴイアスが敗れて自身が勝てば逆転で進出できる。
 また、1部残留争いにはポルトゲーザ、インテルナシオナル、クリシューマ、フルミネンセ、コリチーバ、ヴァスコ・ダ・ガマが挑む。この6チームの間での勝ち点の差はわずか3点しかない。
 この中で現状有利なのは、勝ち点でリード(47点)しているポルトゲーザとインテルナシオナルだ。この2チームは引き分け以上なら1部残留が決まるが、敗れて、残り4チームのうちの3チームが勝てば降格の可能性が生まれる。
 それに続くクリシューマ(46点)も勝てば問題はないが、引き分けや敗戦だと、下位チームがこぞって勝った場合に危うくなる。
 コリチーバ(45点)は勝てば問題ないが、敗れると、残る2チーム、フルミネンセとヴァスコ・ダ・ガマのどちらかが勝った場合に逆転されて降格となってしまう。
 また、ヴァスコ・ダ・ガマ(44点)、フルミネンセ(43点)は、他のチームがのきなみ敗戦し自分たちが勝てば逆転で残留は可能だ。だが、仮にこの両チームが勝って上位が揃って負けた場合、フルミネンセがクリシューマで勝ち点に並ぶも内容で下回るために降格となる。
 いずれにせよ、リオの名門であるこの2チームのうち、1チームは必ず2部に降格することは既に決まっている。なお、フルミネンセは昨年の優勝チームであり、もし降格となると史上初の「前年度優勝チームの2部降格」という不名誉な記録も作ってしまう。

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