神楽坂トリオら特別出演=基金無料コンサート15日

ニッケイ新聞 2013年12月12日

 国際交流基金サンパウロ日本文化センターは、サンパウロ近代美術館(MASP)大ホール(Avenida Paulista, 1578)で15日午後1時から、3人組楽団「神楽坂トリオ」とゲストによるコンサートを実施する。テーマは「自然—Natureza」。入場無料だが、1時間前から配布する整理券が必要。

神楽坂トリオ(提供写真)

 「神楽坂トリオ」の北原民江さん(琴、三味線、歌)、シェン・リベイロさん(尺八、フルート)、ガブリエル・レビーさん(三味線、アコーディオン、ピアノ)に加え、ソプラノ歌手のユカ・アルメイダ・プラドさん、パーカッションのベト・アンジェロザさんが特別共演する。

 日本の伝統楽器を西洋楽器と交えて紹介する今回の企画には、尺八による当地を代表する音楽ボサノバの紹介、ピアノとフルートで日本の伝統曲「荒城の月」や「赤とんぼ」等が披露される。

 担当者は「ユニークなコラボレーションによって、日伯の音楽を同じ舞台で楽しんでいただきたい。日本の伝統楽器演奏が持つ多様な可能性を知っていただける良い機会です。日伯交流をコンサートにて紹介する事業ですので、ぜひ足を運んでください」と呼びかけている。問い合わせは同センター(11・3141・0110)まで。