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東西南北

ニッケイ新聞 2013年12月13日

 フェルナンド・ハダジサンパウロ市市長は11日、来年の上半期に、同市長の市政にとって初となる市立病院が南部ジャバクアラにできると明言した。この病院は2011年までサンタマリーナ病院として運営されていたが、市が5900万レアルで買い取っていたものだ。病床数は220〜240ほどで、年収は1億3千万レアルになる見込みだという。また、同じく14年上半期に市が東部ブラジランジアの病院建設の入札を行なうこと、さらに時期は未定ながら、南部パレリェイロスにもう1軒市立病院を建設することも約束された。「もうSUSに長い行列は作らせない」とハダジ市長は意気込んでいる。
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 10日23時頃、サンパウロ市東部サンマテウス地区で、軍警のマウリシオ・アウヴェス・ダ・シウヴァ巡査(25)が、自身のバイクを盗もうとした4人組の強盗と銃撃戦を行なった末に亡くなった。同巡査は病院に運ばれたが、腹部に受けた2発の銃弾が致命傷となり、死亡した。同巡査は病室に運ばれた際、自分が脚を撃った強盗団のうちの1人の17歳の少年と同室となったことに気づき、少年の身柄拘束が決まったという。ほかの犯人たちは逃亡中だ。
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 11日、サッカー南米杯決勝第2試合で、ポンテ・プレッタは敵地アルゼンチンでの対ラヌス戦に2—0で敗れ、対戦成績1敗1分で準優勝に終わった。これで結成113年にしての初の大会優勝がお預けになったほか、同杯優勝の褒章としてつくはずだったリベルタドーレス杯進出も逃した。ポンテ・プレッタは全国選手権でも2部落ちしたばかりだった。