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メンサロンで2人出頭=ヘンリー下議は辞表提出

ニッケイ新聞 2013年12月14日

 メンサロン事件で有罪となり、刑の執行を待っていた進歩党のペドロ・ヘンリー下院議員が13日に最高裁からの刑執行命令が出た事を受け、下院議長宛の辞表を提出、午後1時に連邦直轄区連警に出頭したと13日付G1サイトが報じた。
 ただし、同氏の辞表が下院で読み上げられるのは16日になるため、辞任が公式に認められるのは16日の事になる。
 12日には、同日刑執行命令が出たマルコス・ヴァレーリオ氏の元弁護士、ロジェリオ・トレンチーノ氏が連警に出頭している。同氏は法医学研究所(IML)で検査を受けた後、13日に刑務所に移送された。
 これにより、同事件で有罪となった25人の内、17人が刑務所に入り、服役中または服役を開始する事になる。エメルソン・パルミエリ、エニヴァウド・クアドラド、ジョゼ・バルバの3人は今月から社会奉仕などを始める。ロベルト・ジェフェルソン元下議の処遇はまだ検討中で、逃亡中のヘンリケ・ピゾラット氏を除く、ジョアン・パウロ・クーニャ、ジョアン・クラウジオ・ジェヌ、ブレノ・フィッシュベルグの3氏は来年の再審理で刑期確定後に刑執行となる。