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ニッケイ新聞 2013年12月17日

 文協評議員会では1億円の使い道よりも、むしろ、国士舘大学スポーツセンター(サンロッケ市)の方が熱心に議論された。「赤字経営での存在意義はいかに」との意見に、文協側としては「センターを大切にしたい」意向を再度強調し、施設内の道路舗装など設備を整える案や「県連日本祭りの会場候補に」との声も聞かれた。この『国士舘エコロジーパーク構想』は木多会長の看板プランだったが「史料館、図書館、映画館、劇場、レストラン、茶室からなる文化センター」「プラネタリウム、天文観測所、宇宙博物館施設も持つリゾートホテル」「日本の典型的な村建設」などの壮大な同計画は、2期目にして一つぐらい進展しそう?
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 「婦人会の集い」料理教室で一際目を引いたのが、岩手名産ピーマンによる味噌作りだ。大豆を使うのが本来だが、ピーマンでも代用できるとのことで、麹、砂糖、塩、醤油などで味付けする。唐辛子などを加えてピリ辛にするのがおすすめで、おにぎりや冷奴など、ちょっとした味付けのアクセントに抜群とか。ピーマンとはいえ、味は普通の味噌とほぼ同じで、煮詰め黒くなっており見かけもほぼ一緒とか。詳しく知りたい人は農協婦人部連合会まで問い合わせを。
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 12月10日の「世界人権デー」にあわせ、サンパウロ市内のあちこちでイベントが行われた。カエターノ・ヴェローゾやトン・ゼーなどブラジル音楽巨匠たちも参加して、人権週間イベントを締めくくるライブショーがイビラプエラ公園であった。「Cidadania nas ruas」と題され、市民社会運動の活性化を呼びかけて盛況だったが、祭の最後の公園には無残にも観客が残した大量のゴミが散在…。「公共の場の清掃費用」はドブに捨てるように毎年かかるが、日本の学校のように「生徒に公共の場所をきれいに使う教育をする費用」なら、その子供が大人になれば、かからなくなる。そんな〃社会運動〃も必要か。