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不法就労の外国人63人=ベイラ・リオの建設現場で

ニッケイ新聞 2013年12月24日

 リオ・グランデ・ド・スル州労働検察局と連邦警察が20日、ポルト・アレグレ市で改修工事中のベイラ・リオ・スタジアムの工事現場で、不法就労の外国人が63人いる事が判明したと発表した。同スタジアムは2014年のワールド・カップの会場の一つで、W杯期間中は5試合が開催される事になっている。
 同地区労務局は工事作業員の雇用に関する責任者を告訴する意向だが、就労ビザを持っていないなどの理由で不法就労とみなされた外国人労働者をどのように扱うか、これらの外国人労働者の扱いによって工事の進捗状況にどのような影響が出るか、責任者への罰金の額はどれ位かなどは、明らかにされていない。
 不法就労である事が判明した外国人は、スタジアムの屋根の一部をなす薄膜装着を担当するアルピニスタ達で、12月上旬にブラジル人のアルピニスタの大半が給与の支払いや宿舎の条件、作業設備の問題などでストライキに入って解雇された後の作業を引き受けている。薄膜はガラス繊維とテフロンでできた柔軟性の高い素材で、耐久年数は30年。紫外線の害を防ぎ、上は260度、下はマイナス200度までの温度変化に耐え、雨水だけできれいになるという自浄効果もある。
 スタジアム所有者であるインテルナシオナルには作業員との契約の責任はなく、工事を担当しているアンドラーデ・グティエレス社も外国人労働者達は外注業者が契約したという。スタジアムの屋根の工事の責任を負うSepa社の技師は、「当面はコメントを控えさせてもらう」と言うばかりだ。(20日付G1サイトより)

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