ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

Enemで不正行為1522人=ミナスで犯罪集団を逮捕

ニッケイ新聞 2013年12月24日

 教育省(MEC)は、今年10月に実施されたEnem(国家高等教育試験)受験者のうち、不正行為を試みた疑いのある1522人の名前を、受験者リストから除外したと発表した。21日付エスタード紙が報じた。
 20日にあったサンパウロ州連邦大学(Unifesp)でのイベントでメルカダンテ教育相が明かしたところによれば、この1522人は携帯電話のメッセージ、あるいは、目に付きにくい極小のイヤホンで、カンニング行為を図ったとされる。
 一方、ミナス州市警は、同州とリオ州の私大医学部の試験で、昨年と今年、不正行為をしようとした36人の集団を逮捕した。
 この不正行為は同州中央部のバルバセーナ市に本部をおいて行われたもので、同事件に関わった人物が、今回のEnem受験者から名前が除外された1522人に含まれているかどうかは、教育省は把握していないという。ちなみに、この1522人のうち396人がミナス州出身者で、その中の4人がバルバセーナ出身だった。
 ミナス市警の調べによれば、この集団の首謀者とされる人物はバルバセーナでの試験の監督官に1万レを支払い、試験が始まってすぐ、解答付の問題集のコピーを手に入れたとされる。
 その問題集を入手後、集団は医学生や医師から解答を得、試験中の一部受験者に流した。解答を受け取った受験者は、集団に7万から10万レアルもの大金を支払っていたという。19日付フォーリャ紙電子版が報じている。
 Enemは国が行う試験のため、この事件の捜査は連邦警察の手に委ねられており、連警が不正行為をした受験者の数や監督官を特定すべく捜査を進めている。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button