ニッケイ新聞 2013年12月24日
クリチーバ日伯文化援護協会の日本語講座では今年も講座の最終日、12月7日に文協のセントロ施設で終了式を実施し、内山美生クリチーバ総領事(よしお)、文協のオザキローザ副会長のほか、生徒や父兄など約170人が参加した。
小本ラウラ校長は、「来年は講座開講30周年を迎える。多くの二世の先生方が講座を支えてきた」と、講座の経緯を説明。「日本文化を深く理解するため、これからも日本語の学習に力を入れていきましょう」とあいさつした。
内山総領事は、「日本語が分かれば、楽しい事がいっぱいあります。日本語を使って楽しい勉強をして下さい」と分かり易い日本語で生徒らにメッセージを送った。
年少クラスがこの日のために練習してきた劇や歌を発表したほか、今年行われた朗読大会、スピーチコンテストの受賞者による発表が行われた。また、成人の生徒、教師らの共演による歌の発表も行われ、会場から大きな拍手が送られた。
講座では日本語講座のほかにも漫画、書道のコース、ポルトガル語の個人授業などを開講。現在、125人の生徒が同講座で学習している。