ニッケイ新聞 2013年12月25日
ジウマ大統領は23日、公式ツイッターを通じ、来年からの最低賃金を現在の678レから6・78%増の724レに上げることを定めた法令を裁可した。23日付G1サイトが報じた。
8月に議会に提出された来年度の予算案で政府は722・90レを見込んでいたが、最終的に議会では724レで通過した。
大統領は18日の時点で、来年度の最賃がこの金額になることを示唆していたが、ペルナンブコ州のラジオ番組でのインタビューで「国内総生産の正式な数値が出るのを待つ。結果によって722、723、724のいずれかになる」とコメントしていた。最低賃金の金額は、全国消費者物価指数(INPC)、過去2年の国内総生産の数字をもとに計算されるためだ。
新たな金額の最賃は来年1月から有効となる。