ニッケイ新聞 2014年1月3日
13年年越しのメガ・セナは4枚の当たりくじが出、賞金額の2億2467万7860レアルを山分けする事になった。
2日付G1サイトによると当選番号は20、30、36、38、47、53で、パラナ州クリチバと同州パロチーナ、アラゴアス州マセイオ、バイア州テオフィランジアで当たりくじが出た。
バイア州のくじは同市市立病院職員ら22人の共同賭けで賞金は皆で山分けする事になるが、職員の1人はくじ購入のための金を払う前に旅行したため、賞金をもらう資格を失った。
賞金5600万レアル余りを山分けする仲間は大半が旅行中で、賞金を受け取ったら病院を辞める可能性もあるが、当の本人は後悔先に立たず。仲間が今後どうするかは何も聞いておらず、今度からは絶対に賭けに参加し続けると言うのみだ。
22人の中には市会議員も含まれており、賞金をもらったら旅行すると話すと共に、市会議員の任期は最後まで全うするとの意向を表明した。テオフィランジアは人口2万2873人の小さな市で、当選くじが出た事や賭けた人の名前は町中が知っているという。