ニッケイ新聞 2014年1月4日
2日、大サンパウロ市圏イタペセリカ・ダ・セーラのペルナンブーコ通りでアスファルトが突然陥没し、そこを通りかかった軽トラックが陥没で出来た穴に落ちた。サンパウロ水道局(Sabesp)によると、この近辺ではこの前日に水漏れが記録され、水の供給が止められていたという。軽トラックは近隣住民やSabesp職員の力で撤去されたが、その数時間後には、道路の再舗装のために送られたトラックが、臨時に蓋をされていたこの陥没部に落ちたという。新年早々、水は流れないは、道路は陥没するは、この地域に住んでいる人たちにはついてない年のはじまりとなった。
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1日未明、サンパウロ市西部モルンビのコンドミニアムに4人組の強盗が忍び込み、門番を縛り上げたまま、同コンドミニアム全8軒中5軒から宝石や現金を盗んで逃走した。この事件の最中、このコンドミニアムの住人は全て不在だった。犯人グループは、警備用のコンピューターと門番の携帯電話も奪って逃げたという。このコンドミニアムは1軒につき245平米というかなり豪華なもので、被害総額は180億レアルに上ると見られている。
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サッカーの代表チーム元キャプテンのディフェンダー、ルシオが、昨年サンパウロFCと結んだ14年12月までの契約を解除して、パルメイラスに移籍することが決定した。チーム創立100周年を迎え、全国選手権1部復帰のパルメイラスには目玉となるニュースだが、ルシオは昨年もサンパウロで期待されながら、練習態度をめぐり、首脳陣と反目していることから気は抜けない。