ニッケイ新聞 2014年1月9日
「愛と汗」を信条とする社会教育団体「ブラジル修養団連合会」(桜井仁会長)が、日本から講師を迎えて行う講習会が10日にモジ・ダス・クルーゼス市で始まる。同連合会の桜井会長、蓮沼芙美雄総務とともに、5年ぶり二度目の来伯だという講師の保坂正志さんが講習会の案内のため来社した。
青少年を対象に、今回も二泊三日の講習会をサンパウロ州モジ、スザノ、パラナ州アサイ、マウア・ダ・セーラ、ロンドリーナなどで実施する。集団での体験学習を通じて、他人への思いやりや感謝の心をはぐくむことを目的としている。
一般成人を対象に、サンパウロ市リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、東洋会館)で2月7日、保坂さんの講演会「変わらない〃愛と汗〃の心」も行う。必要に応じて通訳もある。問い合わせは桜井さん(11・3208・4897)まで。
財団法人修養団は1906年、蓮沼門三さんを中心に創立された文部科学省所管の社会教育団体で、青少年や成人の教育活動を行う。当地では門三さんの弟、故信一さんの運動で始まった。