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リオで一興、夜の海水浴=音楽、お酒で楽しむ日の入り=市民、観光客に大人気

ニッケイ新聞 2014年1月10日

 リオのイパネマ地区に位置し、コパカバーナ海岸とジアボ海岸の間にある岩の多い海岸「ぺドラ・ド・アルポアドール」(Pedra do Arpoador)。ここは、特に夏の間、日の入りの時間帯に多くの観光客が集まるスポットだ。

 毎日午後7時くらいになると、カメラを携えた大勢のリオ市民、観光客がその場所を訪れる。40度にも達する日中の厳しい暑さが和らぎ始める時間帯だ。

 ぺドラ・ド・アルポアドールはサーフィンをする人が出会う場所でもある。人工の灯りで照らされているため、昼でも夜でも波乗りができるのだ。

 午後9時頃になると、気温が約30度まで下がる。水温は日中の高い気温で温かいままで、浜辺には人が少ないため、海に潜る人もたくさん。

 ある人は椅子を持ってきて、即席の〃観客席〃をしつらえる。楽器や飲み物、ランプなどを持ってくる人も。イパネマ海岸、レブロン海岸にある「2人兄弟」と呼ばれる丘、スラム街ヴィジガルが広がる眼前で沈んでいく夕日――。何か飲みたければ、ビール、資料飲料水にカイピリーニャ(蒸留酒ピンガのカクテル)などを売り子から買うこともできる。

 もちろん、夕日はリオ市内のどこからでも見ることができる。しかし、なぜかこの「ぺドラ・ド・アルポアドール」で完全に日が沈んだ後は、しばらく拍手が止まないという。日の入りというのはなぜかノスタルジックな雰囲気が醸し出されるものだが、いよいよW杯の年を迎えたことへの祝福モードもあるだろう。それだけ胸に迫るものがあるのかもしれない。

 暑い昼間のリオもいいが、少し涼しくなった夕方、美しい日の入りを楽しめるだけでなく、他の観光客や地元民との交流の場ともなっている「ペドロ・アルポアドール」を訪れてみるのも一興かもしれない。(1月9日付エスタード紙電子版より)

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