逃亡中の弁護士お縄に＝ネットの写真で足が着くが流れ御用

　パライバ州ジョアン・ペッソアで９日朝、刑務所を脱走後、１年半逃亡生活を続けていた弁護士が逮捕された。

　問題の弁護士はイツゥレル・カンタリセ刑務所で服役していたが、脱走後、１年半、逃亡生活を送っていた。同弁護士には、職制を悪用した詐欺行為と盗みという二つの罪状で逮捕状も出ており、警察が行方を捜索中だった。

　刑務所管理局の担当官によると、逮捕された場所は、ジョアン・ペッソアの海岸沿いにある本人所有の宿泊施設で、匿名情報を基にした逮捕作戦は１０日前から具体的に動き出していたという。刑務所管理局員らは、その他の脱獄者の捜索を続けている。

　弁護士の居場所を特定するきっかけとなったのは本人が自分のソーシャルネットワーク・サービスに掲載した写真で、その中には、友人と酒を飲み交わしながら１００レアル紙幣を見せびらかしているものもあった。メディアが掲載した写真の顔の部分には、刑務所管理局が弁護士と友人の名誉を守るために入れたぼかしがかけてあった。（９日付Ｇ１サイトより）