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東西南北

ニッケイ新聞 2014年1月11日

 監獄での残虐行為や殺人事件が問題視され、現在話題のマラニョン州だが、その最中、ロゼアナ・サルネイ知事政権は、2014年の公式行事用の食材などの購入に140万レアルをかけようとしていることが判明した。食材購入のための入札は17日に行われるが、その中には70キロ相当の伊勢海老やキャビア、スコッチウィスキー、シャンペンなどが含まれているという。皮肉にも、法務省がマラニョン州に三つ存在する連邦刑務所に2013年に投資した額は平均して約120万レアル。サルネイ一族に庶民の声が届いていないのは、こうした側面でも伺えるか。

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 住宅サイトagenteimovel.com.brの調べによると、2013年にもっとも地価の上がったサンパウロ市の地域は南部インテルラゴスで、1平米あたりの地価の値上がりが48・60%にも及んでいる。これは、同地にCPTMの駅が2駅できて交通の便が良くなったことと、同地域での住宅建築の場所が稀少になったことによって起こったという。近隣住民によると、「3年前に11万5千レアルだった家が今では28万レアルで売られている」と語っている。

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 サンパウロ州第42地方裁判所は10日、ブラジルサッカー連盟とスポーツ裁判所に対し、出場停止処分中の選手を出場させた件で勝ち点の減点4を受けたフラメンゴの処分を解除する命令を出した。この処分でフラメンゴは11位から16位に順位が落ちていた。この知らせが、全く同じ理由で4点減点されて2部降格となったポルトゲーザの逆転残留への後押しとなるか。