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サッカー全国選手権=ポルトゲーザが1部残留=サンパウロ州地裁が逆転判決下す

ニッケイ新聞 2014年1月14日

 サンパウロ州地方裁判所は10日、昨年の全国選手権で試合出場停止の選手を起用したことによる勝ち点減点で2部降格処分となったポルトゲーザに対し、スポーツ裁判所の判決を覆す判決を出した。結果的に同チームは減点を取り消されて1部残留、フルミネンセの方が降格となった。11日付伯字紙が報じている。

 ポルトゲーザは昨年の全国選手権で12位となっていたが、同チームの選手エヴェルトンが12月11、15日の試合に出場停止処分中に関わらず出場したとしてスポーツ裁判所に訴えられた。12月16日の裁判で、判事投票5対0の判決で減点4が科され、17位となり2部降格が決まっていた。

 この判決をめぐってポルトゲーザのファンが反対運動を起こし、その後押しもあって一般裁判所に上告されていた。これに関して全国のサッカー・ファンからも「本来、降格となるはずだった大型クラブのフルミネンセに有利な判決だ」と苦情があがり、世間に話題を振り撒いていた。

 今月10日、サンパウロ州第42裁判所は、スポーツ裁判所での判決は「応援団憲章」の第35条で定めている「選手の試合不出場の公示」についての条文を無視しているとして、ブラジル・サッカー連盟(CBF)に対して、スポーツ裁判所での判決(ポルトゲーザの減点4)を取り消す判決を下した。

 これはエヴェルトン選手に対するスポーツ裁判所の罰則を課す公示がはっきりと行なわれなかったために、ポルトゲーザはその出場停止処分を知らずに彼を2試合起用することとなったという、同チーム側の主張が通った形となった。応援団憲章では、8日の試合後に出場停止の公示を行なうことになっている。

 この判決によって、代わってフルミネンセが降格することとなった。CBFとスポーツ裁判所は、判決に不服な場合、10日以内に上告することができる。

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