ニッケイ新聞 2014年1月14日
サンパウロ市杯で、外国勢初の決勝トーナメント進出を決めた柏レイソルの若手チーム。コーチらがチームの様子を報告する「アカデミースタッフブログ」によれば、選手たちは11日にグループリーグで戦ったサンパウロFCと練習試合(45分1本)を行い、2対0で勝利を収めたとか。9日に最終戦を終え、しっかりと休養をとった上で、本日の決戦に向け順調な仕上がりを見せているよう。ここからの一戦一戦は新記録への挑戦だが、臆することなく本来の力を発揮し、〃良い試合〃を期待したいところ。
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デイリースポーツ12月20日付の記事は、サッカーW杯の日本代表合宿地はサンパウロ州イトゥー市の「スパ・スポーツ・リゾート」に拠点を置くことで仮予約した状況だと報じた。同施設オーナーは日系人で、4月に完成するという新宿舎を貸切りで利用可、バスタブ設置と日本側の融通が利いたことも決め手の一つ。涼しい合宿環境から熱帯の試合会場へと気候対策が懸念される中での決定だが果たして…。
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「ブラジルタウンフットサル」という毎日新聞群馬版の連載に、デカセギの父に連れられ、10歳より日本で育った平野勇パウロさんが紹介されている。当地では「ジャポネス」と呼ばれ、日本では同級生と明らかな違いを感じ「どちらにも属せないのか」と不安を抱えた学生時代を経て、現在は8歳の子の父親に。「ブラジルと日本どっちがいいと言うつもりはない。ブラジル人でも日本人でもない日系人だからこそ見えるものがある」と語る。当地育ちの〃日系人〃とは一味違った新世代が誕生している。