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リオの大学に資格剥奪処分=経営再建の見通し立たず

ニッケイ新聞 2014年1月16日

 教育省は13日、リオのガマ・フィーリョ大学(UGF)、セントロ・ウニベルシターリオ・ダ・シダーデ(UniverCidade)の2大学の教育機関としての資格許可を剥奪して運営停止させることを、14日付官報で発表された。同日付エスタード紙が報じた。

 理由は財政難、教育の質の低さ、経営再建の見通しが立っていないことなど。同日付G1サイトによれば昨年、両大学では長期にわたって教師や職員に給与を支払えず、同省は昨年8月に新入生の受け入れを禁止していた。

 昨年10月、2大学を運営するガリレオ・グループは、資金調達を進め、大学として再び機能させることを書面で教育省に約束していた。ところが「現場での監査の結果、担当委員会は両大学が誓約を実行していないと判断した」(同省)という。12月、同省は両大学の学生を受け入れる意志がある大学を公募するという措置を取り、今回の判断に至った。

 この発表を受け同グループは、既に再建プロジェクトを提出したとし、「不当で専断的な判断」と反論、訴訟する構えを見せている。

 発表後両大学の全キャンパスの門が閉められ、連絡をとる方法は唯一メールのみとなっている。在学生ら150人はリオ市中心部で同省の判断、同グループに対する抗議行動を起こし、14日には首都に赴き大統領との面会を求めた。

 ガマ・フィーリョ大学は1939年に設立された、国内でも伝統ある教育機関の一つ。エスタード紙によれば、ガリレオ・グループ全体の負債額は9億レにも上っているという。

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