ニッケイ新聞 2014年1月16日
二天古武道研究所(岸川ジョージ主宰)の青年会「隼」と5~12歳の児童グループ「KIR JOVEM」は先月13日、歳末寄付として約300個の玩具をサンパウロ市の児童福祉施設「Obra Kolping」に贈呈した。隼の代表を務める藤田ビクトル、メンバーの斎藤みどりさんが報告のため、6日に来社した。
玩具は主に、KIR JOVEMのメンバーらが寄贈したもので、隼の代表者が施設を訪問し、子どもたちの手元に届けた。同様にリオ、サルバドール、ブラジリアなどの施設にも寄付を行っており、計600個以上の玩具を贈った。同研究所関連の寄付は1990年から毎年行われているという。
藤田、斎藤さんは「大変な思いをしている子どもたちのことを知り、寄付を通して実際に触れ合うことは、自分たちにとっても大きな学びとなる。これからも積極的に寄付や慈善イベントの開催に取り組みたい」と感想を語った。