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東西南北

ニッケイ新聞 2014年1月21日

 本紙でも連日報じている、ショッピングでの不法ファンキ・イベント「ロレジーニョ」に関連した被害が先週末、サンパウロ市、そしてリオの高級ショッピングに及んだ。サンパウロ市西部のショッピングJKイグアテミは18日、ロレジーニョ開催を求めて抗議する100人ほどのマニフェスタソンを受け、午後1時45分に一時閉店した。高級ブランドが軒を並べる同ショッピングでは「通常の土曜より1万6千レアルも損した」と不満を漏らす店もあった。また、リオの高級ショッピング・レブロンの前では19日、ファンキの大音量を鳴らした集団がシュラスコ・パーティを敢行し一部の店が閉店した。

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 サンパウロ市南部グラジャウーは、市内で最も自転車利用者が多い地域として知られている。何でも「生活水準が高い」という訳でなく「必要に駆られて」のようだ。2007年に行なわれた調査では1日平均で9451台の自転車走行が見られ、41・3%の住人が通勤時に利用している。CPTM9号線の駅が大多数の住民から不便なところにあり、渋滞が多い地域だ。バスで駅に行くと徒歩以上に時間がかかるから、皆が自転車を使うとか。それでもこの地域に自転車専用道はなし。本来は、こんなところにこそバス専用道を作るべきだろう。

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 W杯を前にした最後の大会となる州サッカー選手権が各州で始まっている。「パウリストン」ことサンパウロ州選手権は18日から開始され、「サンパウロ州4強」のうち、100周年のパルメイラスを始め、サントス、コリンチャンスは順当に初戦を飾ったが、サンパウロだけはブラガンチーノに0―2で敗戦。しかも主力を投入しての痛い敗戦だった。