ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

アルコール摂取関連死=米大陸で1年に8万人

ニッケイ新聞 2014年1月22日

 アルコール過剰摂取が原因でアメリカ大陸では年に8万人もの人が亡くなっているが、その中でブラジルはアルコールによる死者が5番目に多い国であることがわかったと15日付G1サイトが報じた。14日付の科学雑誌「アディクション」の電子版に、汎米保健機構、世界保健機関の調査結果が掲載された。

 調査では07年から09年の間に、アメリカ大陸の16カ国においてアルコール関連で亡くなった人を対象とした。

 最も多かった死因はアルコール性肝疾患で、それに精神障害が続く。もしアルコール摂取がなければ避けられた可能性のある死は7万9456人に上るという。調査関係者は「調査は問題の氷山の一角しか示していない」と指摘する。

 一年のアルコール摂取による平均死亡率が最も高かったのはエルサルバドルで10万人中27・4人、グァテマラ22・3人、ニカラグア21・3人、メキシコ17・8人で、5番目のブラジルは12・2人だった。低かった国はコロンビア(1・8人)、アルゼンチン(4・0人)、ベネズエラ(5・5人)、エクアドル(5・9人)、コスタリカ(5・8人)、カナダ(5・7人)など。

 全ての国で死者数の84%を男性が占め、ブラジルで最も死者数が多かった年代は40代だった。

 調査関係者は、酒類の価格引き上げ、市場での規制などアルコール摂取を制限するための政策によって、関連死を防げる可能性があるとしている。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button