2000年代に経済成長を遂げて以来、ブラジルでは国外旅行をする人が増えているが、旅行専門サイト、ホテイス・ドット・コム(www.hoteis.com)は22日、昨年1年間で検索数が最も多かった都市、上位20市を発表した。
そこで圧倒的に目立ったのはアメリカで、上位3市を独占した。内訳は1位がオーランド、2位がニューヨーク、3位がマイアミとなっている。世界的な大都市ニューヨークよりディズニーランドで知られるオーランドの方が高いところにブラジル人の好奇心が垣間見える。オーランド、マイアミともにフロリダ州が上位に来たのは同地区にブラジル人の移住者が多く、ポルトガル語の標識などもあることが理由として考えられる。
なおアメリカはこの他にもラス・ヴェガス(5位)、ロサンゼルス(9位)、ブエナ・ヴィスタ湖(10位)、サンフランシスコ(13位)、フォート・ローダーデール(20位)がランクインしている。ブエナ・ヴィスタ湖もフォート・ローダーデールもフロリダ州だ。
アメリカ以外の都市では隣国アルゼンチンのブエノスアイレスが4位に入り、パリが6位、ロンドンが7位、チリのサンチアゴが8位、ローマが11位となっている。
また、逆に国外からの利用者によって検索されたブラジル国内の都市は1位がリオで、以下サンパウロ、イグアスの滝、サルヴァドール、ブラジリアの順となっている。