ニッケイ新聞 2014年1月24日
W杯、リオ五輪と国際的な催し開催前に、ブラジル各血で、ゴミのポイ捨て禁止条例を制定、厳格化する都市が出てきた。
リオでは、条例化を知らず、日本人が罰金を払わされるケースが増えており、リオ商議所が注意を呼びかけている。
ポイ捨ての習慣がなくても、土地の開放感と周囲のポイ捨ての多さから、つられてしまうという。観光目的の一時滞在者でも、支払いをしなければ、出国時、税関で請求される。
条例化を進めている都市はその他、確認ができたところだけでサルバドール、ポルト・アレグレ、サンパウロ州内の複数の地区だ。リオでは、条例化の甲斐あってか、5カ月の間で、道に捨てられるゴミの量が60%減少する成果があがっていることから、他地域でも同様の取組みがなされていくことが予想される。