ニッケイ新聞 2014年1月29日
聖南西大会を勝ち抜いた力士は州選手権、そして全伯大会に挑む。さらには南米大会があり、最終目標の世界大会が待っている。今年は10月に台湾で行われる予定だとか。青年の部で言えば軽量、中量、重量の3階級から2人ずつ、計6選手が選抜されるとのこと。世界大会では、当然日本勢の活躍があるのだろうと思いきや、UCES相撲部員曰く「ロシア、モンゴル勢が強い。欧州各国の選手は体重が200キロ弱と大柄ばかり」。「技術では日本が1番、次いでブラジルあたりか」と言うが、れっきとした体格差に苦しんでいるのは確かなよう。
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洒落たホテルでのもてなしを受ければ、誰でも優雅な気分になれるもの。インターコンチネンタル・ホテルズ・グループが世界各国の旅行者7千人を対象に実施した調査によれば、個人向けに用意されたサービスを期待する顧客が増えているという。特に中国、ブラジルなど新興国からの旅行者の要求が高いとか。経済発展に伴い国外旅行を満喫しているブラジル人たち。ぜひとも世界の一流サービスを経験し、当地に導入してほしいもの。
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当地でも相次いで開かれた新年会。先週末は、カナダのトロント日系社会も盛大に「お正月会」を開催したという。サイト「e-Nikka」によれば、餅つき、よさこいソーラン、書き初め、古典舞踊に囲碁・将棋…と当地も共通の催しが盛りだくさん。しかしトロントでは、さらに先着百人の子どもにお年玉をプレゼント、獅子舞や女神輿まで登場して会場を盛り上げたとか。お祭り好きのブラジル人にも受けそうな予感。