ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
非識字者数が世界で8位=ブラジルでは1320万人
ニッケイ新聞 2014年1月30日
国連教育科学文化機関(ユネスコ)が29日に発表した報告書によれば、世界150カ国のうちブラジルは、15歳以上の非識字者(文盲)が8番目に多いと29日付G1サイトが報じた。
地理統計院(IBGE)が2012年に行い、翌年9月に結果を発表した全国家庭サンプル調査(Pnad)によれば、15歳以上の非識字者は1320万人と見込まれている。
ユネスコの調査によれば、全世界には7億7400万人の非識字者がおり、そのうち64%が女性だとされる。72%が10カ国に集中しており、その中にブラジルも含まれる。最も非識字者が多いのはインドで、その次に中国、パキスタンと続く。
報告書では世界の教育における主な課題として、教育の質の低さ、学校の授業に魅力がないこと、適切な教師の養成が行われていないことなどを挙げている。調査対象となった150カ国のうち、訓練を受けた初等教育の教師は75%以下という国が50カ国ある。
ユネスコは、国内総生産の6%を教育に投資すべきという目標を掲げている。それを達成している国は150カ国のうち41カ国に過ぎず、ブラジルはそのうちの一つになっている。でも基礎教育を受けている子供一人当たりへの投資額は年間約5千レアルであり、先進諸国ではその3倍の金額となっている。