ニッケイ新聞 2014年1月31日
日本の大手物流会社・日本通運の現地法人「ブラジル日本通運有限会社」は20日、サンパウロ州カジャマール市に開設した「カジャマールロジスティクスセンター」の営業を開始した。
倉庫床面積2100平米、約15人の従業員が働く。同社は1979年に当地に進出しており、サンパウロ市、サンパウロ州カンピーナス、サントス、リオ市、パナラ州クリチバ、アマゾナス州マナウスに続き、国内7ヵ所目の拠点となる。
同市はサンパウロ市から北西35キロ、グアルーリョス、ビラ・コポス両空港は50キロ圏内、サントス港までは120キロと立地条件に恵まれ、サンパウロ市のセンターでは取り扱えない大型輸入貨物の物流管理拠点となる。
案内のため来社した同社の細谷浩司社長は「需要の伸びに対応できる物流体制を整えるために、新たな独自の拠点が必要となった。お客様のニーズに応える品質の高いオペレーションを目指す」と意気込みを語った。