ＪＩＣＡ＝「活動をしっかりサポート」＝新調整員の布施さん着任

　ＪＩＣＡボランティアの新企画調整員として布施圭子さん（４２）が着任し、前任者である山本裕美子さん（３５）と共に挨拶に来社した。

　調整員はボランティア要請受付、選考、配属先の巡回、帰国後の相談まで、２年の活動全般を支える。ブラジルでは現在、５３人の日系社会ボランティアが活動中。

　山本さんは「それぞれの配属先では、大切にされ、よくしてもらっていることを感じた。おかげで調整員としての仕事はとてもやりやすく、みなさんに感謝したい」と２年の任期を振り返った。

　布施さんは、０８年から１０年の間、ボランティアとしてパラナ州マリアウヴァの日本語学校で日本語教育に携わった。「各地に派遣されている人たちが気持ちよく活動できるよう、サポートしていきたい」と今後の抱負を語った。