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東西南北

ニッケイ新聞 2014年2月8日

 犯罪を起こしたと思われる15歳の黒人少年が、罪に対する懲罰の意味合いで、裸にされ、傷だらけのまま自転車用の錠で柱につながれて発見されたことは6日付本欄で報じたが、4日、SBT局のニュースキャスター、ラシェル・シェヘラザーデさんが「少年への処分は理解できる」と発言したことが波紋を呼んだ。社会自由連合党(PSOL)は「暴力を礼賛した」として検察局への調査を求める意向まで示した。ラシェルさんは6日の担当番組内で「(事件の起こった場所は)警察や警備隊が機能していなかった」として治安の大切さを強調したうえで、「暴力礼賛」という批判を否定した。この返答でPSOL側は納得するか。

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 昨年から導入されたサンパウロ市バス、地下鉄のビレッテ・ウニコの学生用定期券をめぐり、問題が多発している。今年からビレッテ・ウニコ定期券の更新はネットのみで行なわれることになっているが、「現金カードからの入金ができない」「2週間も前に更新したのに使えない」「更新確認証明の印刷ができない」など問題山積みで、管轄のSPトランスの支店窓口には苦情が殺到中。これではかえって不便だが。

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 ブラジル・サッカー連盟(CBF)は6日、2014年度の全国選手権(ブラジレイロン)1部の日程票を発表した。W杯のある今年は例年より1カ月ほど早い4月20日開幕で、W杯に伴う開催中断は6月1日~7月16日の6週間に及ぶ。なお、勝ち点減点問題をめぐって係争中のポルトゲーザの名前はなく、フルミネンセが1部登録となっていた。