ニッケイ新聞 2014年2月14日
世界中の自転車愛好家が集まる第3回自転車の世界フォーラムが、パラナ州クリチバ市で2月13日から16日の日程で開催される。
同市では10日も準備のための会議が行われた一方、市内4カ所に同市出身のトン・マイス・アモール、リモン・ギマランエス、クラウディオ・セレスチノ・ディマス、アンドレ・メンデスの4氏の絵が描かれ、住民を楽しませてくれている。
フォーラムでは、市街化と自転車での活動、市街地での稼動性などについて討論する他、ワークショップや屋外での活動も計画されている。
このイベントはクリチバ市の支援も受けており、市役所の前には巨大な自転車も設置された。また、サンフランシスコ街の建物の壁には、スイス人の芸術家、モナ・カロン氏の、将来設営される自転車愛好家のための公園にちなむ絵も描き出された。この公園は同市中央のサンフランシスコ街とプレジデンテ・ファリア街の角に造られる事になっている。
フォーラムの講演や討論会には、同市交通局やスポーツ・レジャー・青年局の関係者も出席する事になっている。クリチバ市市街化計画調査研究所(Ippuc)は、主要な講演者の一人としてデンマーク人設計士のラルス・ジェムゾエ氏を招いており、フォーラムの前にも、同氏を交えた出会いの場が設けられる。
同イベントに関する情報はhttp://forummundialdabici.org/にて。(フォトスプブリカスのサイトより)