ニッケイ新聞 2014年2月14日
在聖日本国総領事館(福嶌教輝総領事)は先月16日、希望の家福祉協会に対する「草の根・人間の安全保障無償資金協力」の贈与契約署名式を同館で行った。
施設で使用する木製のベッドの破損が顕著だった同団体に対し、電動式介護ベッド一式(22台)の整備に5万3469米ドルを限度に無償資金供与を行うもの。同総領事館にとって109番目の協力になった。
福嶌総領事は「1970年の設立以来、知的・身体障害者の保護、教育及び医療的サポートを行っており素晴らしい活動をされている」と同団体を評価し、祝辞を述べた。
同団体の上村ジャイロ理事長も「喜びと感謝でいっぱい。大きな励みになり、身体障害者らを支援するやりがいを感じる」と謝意を示した。