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「もみじの会の再開を」=広島県人会、総会開く

ニッケイ新聞 2014年2月26日

 広島文化センター(大西博巳会長)は23日午前に総会を開き、会計・事業報告、計画を説明した。約40人が参加した。

 昨年の事業報告では、中国ブロックでの運動会、広島フェスタの初開催(3月)、県との連絡内容などが、来年度については通常の活動に加え、会館の修繕作業、15年の県人会創立60周年に向けた準備などが確認された。

 会計報告では、本年度の収支が51万4042レ、来年度予算は50万9千レであることが発表、承認された。大西会長は今後の経済状況を心配しながら「一日1600レかかる計算になる。会員のご理解と協力をお願いしたい」と話した。

 昨年3月に諸事情で開催が中止されたデイサービス「もみじの会」の再開を求める声が上がった。大西会長は「料理の準備する手が足りなかった」と説明。「お茶菓子でもいい」「みんなが集まる場所を確保してくれれば」との声を受け、大西会長は「再開に向け理事会で検討したい」と話した。平崎靖之副会長も「継続を望む意見を直接役員に届けて」と付け加えた。

 続いて、新年会が開かれ、昨年11月に島根県益田市であった「国際神楽フェスティバル」に参加した神楽団の舞台が映像で流されるなか、会員らは料理に舌鼓を打ちながら、親睦を図った。