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大阪・聖姉妹都市45周年=親善大使に野田博智さん

ニッケイ新聞 2014年2月27日
訪日前、あいさつに来社した野田さん

訪日前、あいさつに来社した野田さん

今年、大阪市とサンパウロ市が姉妹都市提携45周年を迎えるにあたり、野田博智エルトンさん(22、三世)が24日から親善大使として訪日している。

サンパウロ市在住で18歳以上、昨年ブラジル日本語センターが主催した「スピーチコンテスト」では惜しくも優勝を逃したが、成績優秀者だったことから今年の親善大使に選ばれた。

祖父の代から厳しく日本語を教えられ、マッケンジー大学でコンピュータ科学を学びながら、タボン学園にも通う。「小さい頃からずっと日本に行ってみたくて、あらゆるコンクールに出場してきた。テレビを見る時も日本の番組ばかりだった」と夢の実現に顔がほころぶ。

約3週間滞在し、サンパウロ市長のメッセージを届け、記念イベントに出席するなどして両市の友好を深める。「ブラジルにないものや、憧れていた日本の学校の部活動の様子を見てみたい」と抱負を語った。