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カーニバル=今年のリオのパレードは=例年以上に欠点が目立つ=優勝争いは大混戦の様相

ニッケイ新聞 2014年3月6日

2、3日にリオ市サプカイのサンボードロモでスペシャル・グループのパレードが行なわれたが、3~5日付伯字紙の批評は例年以上に厳しいものが目立っている。

初日となった2日のパレードで高評価を受けたのはマンゲイラ、サルゲイロ、ベイジャ・フロールだった。昨年、ヴィラ・イザベルを優勝に導いたカルナヴァレスコのローザ・マガリャンエスを迎え、12年ぶりの優勝を目指す強豪マンゲイラは、ブラジルにまつわる様々な「フェスタ(祭)」をテーマに華やかなパレードを展開。その中にゲイ・パレードが含まれていたことでも注目され、エスタード紙の読者の人気投票では全体で1位に選出された。だが、山車の彫像の頭の部分が途中で欠けたり、最終段階でテレビの撮影テントとぶつかってパレードが遮られたりするなどの減点項目もあった。

サルゲイロは、「水」「火」「土」「海」の自然の4要素をテーマに環境問題へのメッセージを込めた鮮やかなパレードで評判を博し、客席からはこの日唯一「優勝だ」との歓声も飛んだ。だが、パレード時間が規定以下の81分で終わったことが懸念されている。

ベイジャ・フロールはTVグローボの黄金期を築いた元会長のボニ氏をテーマにしたパレードを展開。放送の歴史を紹介し、大きな失敗もなく進んだ。最後の山車にはボニ氏とゆかりの深い有名人も姿を現したが、伯字紙はテーマが観客の心をつかめていなかったと指摘している。

3日のパレードでは、昨年優勝のヴィラ・イザベルへの厳しい批評が目立った。パレード前の準備が遅れ、最初のアラで衣装が足りないメンバーの姿が見られる、山車も未完成の部分が目立つなど、財政難による準備不足が指摘された。

また、カリスマ・カルナヴァレスコ、パウロ・バロスを擁するウニードス・ダ・チジュッカは、伝説のレーサー、アイルトン・セナをテーマに望んだが、「例年のバロスの作品の中では弱い」と指摘された。

評判を獲得したのは、30年ぶりの優勝を狙う古豪ポルテラだ。リオの歴史と人々の順応能力を称えたポルテラは、チームのシンボルであるワシを模った無人飛行機をパレードに使い、観客を驚かせた。また、最後に登場した大巨人を乗せた山車も話題を呼び、会場から「優勝!」の歓声をこの日唯一受けた。

また、ペルナンブコ州にゆかりある文化をテーマにしたモシダーデ・インデペンデンテや、サッカーの英雄ジーコをテーマにしたインペラトリスも評判だった。

結果は5日に発表され、17時30分現在、大接戦となっている。

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