ニッケイ新聞 2014年3月12日
サンパウロ市西部のレストラン、バーガー・キングの屋上にある貯水槽で従業員3人が水浴びをしているビデオがYouTubeで流れ、11日に解雇された。
バーガー・キング従業員らが水浴びをしていたのは5日で、ビデオが流れたのは7日。貯水槽のそばにはズボンとシャツ姿の男性1人がいたが、3人が潜ったり、水を掛け合ったりするのを止める様子もなかった。
バーガー・キングは最初、当日は貯水槽の清掃をしており、貯水槽には水は入ってきていなかったし、貯水槽内にあった水が調理場や洗い場で使用される事もなかったと説明していたが、従業員達が遊んだり泳いだりしている映像を見て、解雇を決めたという。
同社によると、同社では貯水槽の清掃は外注で行う事になっており、当日の作業は同社の規定に従って行われてはいないため、アマチュアカメラマンが近くのビルから撮ったとされる場面は特殊なケースだという。解雇発表の際も、同社のチェーン店で使う水は浄水器(フィルター)を通した上で煮沸、消毒するという厳密な規定に沿って管理されており、水質は保証されていると強調したが、何人解雇したかは発表しなかった。(11日付G1サイトより)