ニッケイ新聞 2014年3月12日
サンパウロ州ノロエステ地区の30文協が加盟するノロエステ連合日伯文化協会の『第55回定期総会』が9日、アラサツーバ文協会館であった。
山下譲二・ブラジル日本文化福祉協会副会長、安部順二、飯星ワルテル両連邦下議、小野ジャミル・アンドラジーナ市長、山下マリオ・ラヴィニア市長、シド・セリオ・アラサツーバ市長らが来賓として出席、各協会からの役員を含め約90人が出席した。
昨年度の事業報告・会計報告があったほか、役員改選が行われた。これまで5期10年会長を続けてきた白石一資会長は再選を辞退したものの、参加者から続投を求める声があがり、他に立候補も無かったことから、無投票で次期(2年)続投が決まった。
白石会長は「〃移民のふるさと〃ノロエステのために全力を尽くす。移民110周年にむけて新たな施設の建設を検討し、皇族の方に来訪頂けるよう頑張りたい」と抱負を述べた。
また、今年2月にJICA日系研修員事業で訪日研修を行った前田ファビオさん(プロミッソン市)による日本でのビジネスの進め方についてのプレゼンテーションがあった。
その他、ノロエステ連合盆踊りが8月30日にアラサツーバ市で開催されることが決まった。(中沢夏樹ノロエステ通信員)