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ブラジル被爆者平和協会=原発への要望書を手渡す=3・11の日に総領事へ

ニッケイ新聞 2014年3月12日
左からヴィニシウス、福嶌、渡辺、森田、斎藤、5氏

左からヴィニシウス、福嶌、渡辺、森田、斎藤、5氏

ブラジル被爆者平和協会の森田隆会長とメンバーで平和大使のヴィニシウス・デ・カルバーリョさん(19)が11日午前、サンパウロ総領事館で安倍晋三首相宛ての「福島原発問題に対する要望書」を福嶌教輝総領事へ手渡した。

ETECタカシ・モリタ校(サントアマーロ区)の教師と生徒、同協会の渡辺淳子、斎藤綏子理事らも同行した。

福嶌総領事は「今日は本当に大切な日であり、日本の反対側ですばらしいメッセージを受け取った。必ず届ける」と約束した。

森田隆会長(90、広島)は「核の無い世界になるまで頑張る」と述べ、渡辺理事は「若い世代に原子力問題を考え続けてほしい」と話した。

要望書には、原発問題の一刻も早い解決と日本の原子力政策の再考が書かれている。