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鹿児島、繰り越し金約18万レ=百年史は4月に印刷開始

ニッケイ新聞 2014年3月18日
昨年度の収支を確認する役員ら

昨年度の収支を確認する役員ら

鹿児島県人会(園田昭憲会長)は9日、「定例役員会・定期総会」を同会館で開いた。

昨年度の収入は24万2582・13レに繰越金が加算され合計45万9004・93レ。支出は27万8567・29レで、18万437・64レが次年度繰り越しとなった。

100周年記念誌の進捗状況を大羽豪三担当は「昨年の百周年式典も含め原稿は提出済み。現在翻訳中で、今月末から第1次校正し、来月末に印刷を開始できれば」と報告した。

百周年を機会に、県費留学生が今年から2枠に増設された。松本シンチアさん(26、三世)、園田あきなさん(同、二世)が紹介され、4月から10カ月間それぞれ薬学、教育学を学ぶ。

2人は「留学できるのは、皆さんや県の協力あってこそ。県に感謝します」とあいさつした。

会館に関して園田会長は、「身の丈にあった会館を」と再度強調したが、売却が難航している様相を伝えた。

最後に同氏は、3月で県連会長退任の予定を報告し、「県人会長は残り1年。これまで県連で忙しかった分、会のために働きたい」と述べた。