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音楽活動20周年ライブ=節目迎えた青木カナさん

ニッケイ新聞 2014年3月22日

 歌手の青木カナさんが、来年でブラジルでの音楽生活が20周年を迎えることを記念し、26日午後9時からビッシーガ区のカフェ・ピウピウ(Rua 13 de Maio, 134)でライブを行う。入場料20レアル。

 東京都出身。幼少よりクラシックピアノを嗜み、91年にボサノヴァ・バンドを結成。95年に渡伯し、サンパウロ州立音楽大学の声楽科に入学。ライブハウスで弾き語りや現地音楽家との演奏会を開きつつ、国内各地を旅して作曲活動を行ってきた。

 自主制作による初のアルバム「バイバイ・ジャポン」(2001)で、タトゥイ音楽祭の喝采賞を受賞。映画「私の季節」(2004)の主題歌に「帰ろうかな」が起用された。現在はサンパウロ市を中心としたライブや、日本での凱旋ライブを行っている。

 当日は、新アルバム「エン・オブラス」の収録曲を中心に、リウ・フェヘイラの三人組バンドとビア・パショッコ率いるサクソフォンのカルテットとの合同演奏にあわせ、日ポ両語で歌う。共作者の友情出演も。

 青木さんは「サンバやボサノバ、北東部の音楽をヒントに作曲してきた。両国の文化をカナ流に料理して出来た音楽を、是非一度、聞いて欲しい」と呼びかけている。

 問い合わせは青木さん(11・98443・1268)まで。