ニッケイ新聞 2014年3月27日
サンパウロ州ソロカバ市北部、ジャルジン・ボンスセッソにある保育所セントロ・デ・エドゥカソン・インファンチル90で24日未明、今月だけで6回目となる強盗事件が起き、子供達の給食用の食料品が盗まれた。
24日の事件は、2日続きで未明に侵入というもので、食料品を盗んだだけでなく、卵を焼いて食べた後のフライパンはそのまま放置、卵を割ったり、砂糖やココアで床を汚したりといういつにない足跡も残した。
被害に遭った保育所は2~5歳児512人を預かっており、事件後も通常通りの活動を行った。
市警備隊によると、現場周辺の警備は強化されたが、同保育所には防犯カメラがないため、強盗事件も起き易いという。近隣住民は、強盗達は盗んだ米やフェイジョンを市内で売り歩いていると証言している。
保育所は、これ以上強盗が入らないように柵を設ける予定である事と、強盗が口を開けた食料や割られた卵は処分した事を明らかにした。(25日付G1サイトより)