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『エピソードで読む世界の国』=W杯特集、山川出版が刊行

ニッケイ新聞 2014年3月27日

 『2014 エピソードで読む世界の国243』(同編集委員会編、山川出版社)がこの1月末に東京で出版され、巻頭には6月から当地開催のサッカーW杯特集が組まれている。全頁カラーで262ページ。

 冒頭のブラジル紹介では《ストライキの多さは『奴隷の呪い』?》《日本以外で一番『鳥居』が多い国》《『姿三四郎』もビックリの柔道愛好国》などユニークな逸話が披露されている。

 世界243の国や地域が、各1~2頁で分かりやすく簡潔に紹介されているのが特徴だ。興味深い雑学が多く盛り込まれ、写真や図解が多い。

 たとえば、世界最大のカブトムシの産地《グァドループ》、金沢市と同じ面積のミニ国家《アンドラ公国》など、聞いたこともない小国や地域の数々が、意外な歴史や雑学と共に紹介され、気軽に読める一冊だ。欲しい人は日系書店で注文を。