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過去最高の1万4千レを寄付=知る会、震災支援バザーで

ニッケイ新聞 2014年4月3日

会場の様子

会場の様子

ブラジルを知る会(清水裕美代表)は23日、サンパウロ市の三和学院で『東日本大震災応援バザー』を開いた。約300人が来場し、1万4847レアル(経費除く)を売り上げた。全て児童学習支援団体「キッズドア」へ寄付される。
漫画、小説、育児書、絵本などの書籍が約3千冊、洋服や帽子、バッグなどの服飾品が2千着、おもちゃ、食器などの雑貨類、ケーキ、おはぎ、いなり寿司などの食品も販売された。会場には「がんばれ日本」と書かれた横断幕が貼られ、募金箱も設置された。
開場30分前には30人程の行列ができ、おはぎなどの食品は1時間で完売した。来場した60代の女性は「本を目当てに毎回来るけど、変わったものが沢山あって楽しい。100レ以上買った」と満足げだった。
物品集めは正月明けから始まり、値札張りや食品準備が終了したのは当日午前3時。清水代表は「準備は大変だけど、おばさんパワーを炸裂させて、また来年も開催してみせます」と意気込んでいた。