ニッケイ新聞 2014年4月15日
パナソニックは防犯カメラの最新技術も五輪セミナーで披露した。顔認識機能が備わり、当該人物を検出することが出来るという。人数、性別、推定年齢の判定も可能で、市場調査の分析に役立つとも。治安問題が深刻な当地としては、この防犯技術で犯罪も減ることが期待される。「暗闇でも顔がバッチリ」「遠距離まではっきり写る」はもちろん、「画面から指名手配犯の割り出し、警察へ自動通報」など、そんな技術の開発をぜひ。
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同セミナーもう一つの目玉はテレビ技術の紹介か。今回導入する新しい「4Kテレビ」は単純計算で、従来のハイビジョン(HD)テレビの4倍の極め細やかな映像が視聴可能で、ほぼ肉眼に匹敵するとも。リオ五輪前に市場投入するというが、まだアナログテレビすら多い当地で、2年後にどこまで需要が伸びるだろうか…。
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宮崎で2個(1キロ)30万円のマンゴーが初競りに――。10日、宮崎産マンゴー「太陽のタマゴ」が過去最高額で落札されたと共同通信が報じた。ビニールハウス栽培が価格高騰の一因だろうが、あきれるほど高価。当地のフェイラでは「五つで5レアル」もザラ。「30万円あれば航空券にホテル代、フェイラのマンゴー代込みでもオツリがくる」と編集部で話題に。お金があっても、渡伯する時間がない日本人には仕方ない?