ニッケイ新聞 2014年4月16日
6月12日に開幕するW杯チケットの最終販売が15日午前7時(ブラジリア時間)からFIFAのサイトで開始された。FIFAの公式ツイッター情報によれば、わずか90分で5万7695枚、4時間後には全体の63%に当たる12万6837枚が売れた。
このうち8万496枚をブラジル人が購入し、残りは米国、コロンビア、亜国、ドイツ、メキシコ、フランス、英国、チリ、オーストラリアのファンと続いた。
最も人気が集中したのはリオのマラカナン・スタジアム、サンパウロのイタケロン・スタジアムで行われる試合で、この二つの会場の試合に関しては、販売後2時間で既に完売となった。
FIFAは今回の最終販売で、54試合の19万9519枚のチケットを販売すると発表していた。午後5時過ぎの報道によれば、まだ購入可能なチケットがあるという。
購入手段はビザのデビットカードかクレジットカードのみ。購入者の支払いが実行されなかった場合、スポンサーからのチケット返却があった場合などは、再びサイトで販売される。
また、18日からはチケット引取りセンターが開催都市(ポルト・アレグレ、ブラジリアを除く)で開設される。最初の3週は週末、その後は毎日営業となる。
各都市の引取りセンターの場所は次の通り。ベロ・オリゾンテ=Boulevard Shopping、クイアバ=Shopping Pantanal、クリチバ=Patio Batel Shopping、フォルタレーザ=Centro de Convencoes de Fortaleza、マナウス=Centro Cultural das Povos da Amazonia、ナタル=Shopping Cidade Jardim、レシフェ=Recife Shopping、リオ=Casarao General Severino、サルバドール=Iguatemi、サンパウロ=Ginasio de Ibirapuera。
なお、サイトで購入できなかった人のために、6月1日からこのセンターでチケットが販売される。センターの住所や営業時間などはFIFAのサイトで確認できる。
(15日付G1サイト、トリブナ・ド・ジョルナル電子版より)