ニッケイ新聞 2014年4月16日
今月22日から5月9日まで、保健省主催のインフルエンザの予防接種キャンペーンが行われる。同キャンペーンは1999年から毎年行われており、今年は16回目。26日は全国予防接種デーになっている。
今年のキャンペーンの対象は、60歳以上の高齢者、保健・医療関係従事者、先住民、6カ月以上・5歳未満の子供、妊婦、出産から45日以内の女性、非感染性の慢性病患者となっている。
インフルエンザは年によって流行する型が違うため、当該年に流行が予想される型のウイルスに対応するワクチンが使われる。予防接種には重症化を避ける効果があり、入院率低減や二次感染の防止、死亡者や重篤な患者減少などに役立つと見られている。
今年の対象者は4960万人と見られ、保健所(UBS)や公務員病院など、6万5千カ所のポストに24万人の医師や看護婦が配備される。