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サウーデ文協=力合わせて楽しいバザー=20年間通う常連も

ニッケイ新聞 2014年4月24日

1階バザー会場の様子

1階バザー会場の様子

 サウーデ文化体育協会(鈴木清会長)は13日に「第40回慈善バザー」を同会館で行い、約1千人が来場した。

 1階と2階に展開された会場には、同協会の婦人部やバザリスタ40店が出店し、電化製品やおもちゃ、手作りの手芸品や洋服など多様な商品を出品した。
同婦人部が朝4時から手作りで準備した太巻きやうどん、お汁粉、ソーニョは来場者に好評だった。テレビや炊飯器の当たる抽選会も行われ、会場は大いに盛り上がった。
20年前から同バザーへ来ているという鈴木ジュリアさん(53、二世)は、「手作りのものが好きで200レくらい買った。ここの太巻きは特に美味しいの」と満足した様子。
食器や調理道具を販売しているジョゼ・ルイスさん(50)は、今年で3回目の出店。グアルーリョスから参加した。「運営、バザリスタ、お客さん、みんな良い人だから安心して商売ができる」と同バザーの魅力を語った。
同協会相談役の桂川富夫さんは「若い人からお年寄りまで、力を合わせて頑張ろうという気持ちが詰まっている。お客さんに楽しんでもらえるバザーを来年も開きたい」と抱負を語った。
売り上げは現在集計中で、一部は福祉団体に寄付される。