ニッケイ新聞 2014年4月25日
茶道裏千家の南米普及60周年目を記念し、茶道裏千家淡交会総本部が8月29日から3日間、サンパウロ市で「記念大会」を開催する。
当地の裏千家はサンパウロ市市制四百周年祭の折、日本館の竣工式に出席した千宗室・第15代家元(当時)によって始められた。同大会には千玄室大宗匠はじめ、日本、北南米など35カ国から200人以上が参集する。主な日程は次の通り。
◎29日=午後2時から日本館60周年記念式典および、同館60周年記念月間開会式。伯栄庵では呈茶がある。
◎30日=午前10時からサンパウロ州政庁(バンデイランテス宮殿=Av. Morumbi, 4500)で記念式典と献茶式、午前11時半から大宗匠による講演会、12時半から呈茶と歓迎パーティー。要申込、参加無料。
◎31日=午前10時~午後4時まで、グランデ・ハイアットホテル(Avenida das Nacoes Unidas, 13301, Itaim Bibi)で茶会。京都にある今日庵にちなんだ「今日庵席」や、当地の道具をお茶用の道具に見立てる「アマゾン席」、南米席、北米席、点心席など全8席を準備する。午後6時からはシュラスコ会。要申込、会費徴収。
同ブラジルセンターから池田宗美実行委員長、松原宗美、牧宗洋さんが来社し、参加を呼びかけた。
申込は池田さん(11・5535・1723、99119・0555)、星さん(11・3815・3641、96636・5138)まで。