ニッケイ新聞 2014年4月26日
AGCがフィーゴ氏へアンバサダーを要請したのは、「現役時代、彼は得意のドリブルで道を切り開いてきた。引退後も社会活動に熱心で、その2点が社風と一致した」と石村社長は説明した。昨年6月のコンフェデ杯ではラモス瑠偉氏がアンバサダー務めており、今年3月からJリーグ2部・FC岐阜の監督を務める同氏に対し、AGCは就任お祝いにベンチ(コンフェデ杯モデル)を贈っている。
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6月上旬の会館移転に向け、着々と作業を進める鹿児島県人会。生活用品から事務用品まで大量の荷物を少しずつ移動、処分させ、一部は園田昭憲会長が所有する倉庫に避難している。同会65周年時に県知事から寄贈され、大広間に飾ってあった鎧兜はこの度、移民史料館に贈られることに。行き場を失う物品もあるだろうが、出来る限り有効活用したいところ。ちなみに移転先はまだ調整中だそう。
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今月4日、ブラジルを知る会が東日本大震災復興バザーを行ったが、他国にも被災地を応援し続ける人々が。仏ボルドー地方のワイン醸造業者「シャトー」は18日夜、所蔵するワインの一部を放出する慈善オークションを東京の駐日仏大使公邸で開催。約150本が落札され、2900万円余りを売り上げたとか。経費を差し引いた分が被災地で活動するNPOなどに贈られるという。